こころが弱った、あの頃と比べてみて

日記

5月頃に、仕事に行けなくなって辞めたことを思い出して

今の自分の気持ちとあの頃はどう違うのか。

今だから思うこと。

少し振り返ってみたくなりました。

こころが弱った概要

3月に結婚をして、4月に夫婦で長野県へ引っ越し。有料型老人ホームで看護師として3ヶ月の期限付きで働く。7月からは山小屋勤務のため。

生活:念願の山が見えるアパート、近くには田んぼが広がり、自然の多い地域。以前暮らしていた場所と比べてお天気が良く、幸せすぎる環境。

職場:24時間看護師が常駐する特殊な有料型老人ホーム。職場は若い人や期限付きで働いている人が多い。上層部でシステム化されている。勤務時間が特殊で、私は6〜12時(日勤)と20時〜8時(夜勤)が主。4勤2休。

夫:以前も勤めたことのあるビジネスホテルでの勤務。働きやすい職場だったとのことで復帰することに。

ここまで書いて、やはり問題は私の仕事にあったように思います。

ただ職場の中にも楽しんで任期を全うできている人はたくさんいて、仕事に行けなくなった私の方がごく少数派でした。

それはなぜなのか、考えてみると、、、

「自分が思い描いていたのと違ったから」

これかなぁ。。。

職場で毎日同じことを繰り返し、よくわからないことをよくわからないながらにこなし、常にひとりで、自分が役に立っているのか分からなくて、、、、

そんな職場もあるよねって割り切れたらよかったけど、

そのせいで悲しんでいる利用者を見たり、家族がくると不安で隠れてしまったりするのに、他のスタッフは堂々としていたり、笑顔で仕事をしていたりすると、なんだか複雑な気持ちになって、モヤモヤが拭えなかった。同じように悩む、仲間のような人がいなかった気がします。夫によく話を聞いてもらっていて、助けられました。

それに4勤2休というハードな勤務形態が後押し。夜勤明けは2休の日にカウントされてしまうので実質1休という罠。体が休まらないのに、楽しまなきゃとでかけていたように思います。

辞めるときの手続きの際に改めて思ったのですが、会社の仕組みには罠と感じられるイヤらしい点がたくさんありました。

気持ちが落ち込んで涙してしまう日が続き、仕事を休みました。最初は1週間、その次は2週間、そして辞めることにしました。

辞めてからしばらく、こころの安定を取り戻すのに2、3ヶ月かかりました。

今とあの頃のこころの違い

美しい空や森が美しいと思えなかったり、自分はどうしようもない人だと考え込んでしまったり、むしょうに慰めて欲しくて、何もする気になれなくて、誰とも会いたくなくて、疲れやすかったあの頃。

今はいろいろな仕事に挑戦したり、友達に会ったり、新しい出会いを喜べたり、少々疲れていても楽しそうなことに飛び込めたり、困った状況でポジティブに考えられたりします。

お金も仕事も決して安定はしていないけど、幸せだねーって言えるこころ。尊いなぁ。

あの頃があったからこそ思えることですね。

あの頃が今に変わったのはなぜ

どうやってこころが復活したのかを考えてみます。

山小屋に行ったから?と思ったけど、山小屋にいるときもどちらかというと不安定で、よく電話で夫に愚痴をこぼしていたなぁ。笑

だから、好きなことをしたから ではないと思う。

ピンと来たのは、山小屋生活をやり遂げて、いろいろな人に感謝されたり、労ってもらえたり、褒めてもらえたりしたことかな。

誰かの役に立っているという実感。

あの仕事では感じていただろうか。。。うーん薄かった気がする。

なるほど自分は誰かの役に立つことでこころを豊かにできるみたいです。

きっと多くの人がそうかな。

これからの仕事選びに活かすこと

お給料は低くていいから、温かみのありそうなところを選びたい。

期待しすぎない。「迷惑をかけずに働いていれば、自分はそう思えなくても役に立ってるもんよ。」という言葉を思い出す。もちろん自分が心から、ここで働いていて楽しい、頑張れる、役に立ってる!と思えるところで働くのが一番だけど、そうはいかないときもきっとありますよね。

どんな職場に当たるかも含めて、人生を楽しもう。こんな感じで行きたいと思います。

なんだか書いててスッキリしてきた。どうもありがとうございます⁂

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